第68期事業報告を開示しました
原材料や電気料金値上げによるコストアップで
売上高は維持するも減益の結果に。
当期は長引く新型コロナウイルスの蔓延と部品等の供給制約による不透明な経済情勢が続いた中、樹脂原料や電気料金等の値上げを要因とする大幅なコストアップが加わり、当社主力事業であるシート事業の販売・収益状況が前年度を大きく下回りました。一方、プロダクト事業は受注活動の強化と生産性向上活動の効果が現れ、黒字化を達成。海外関係会社2社の業績も好調を維持したことにより、当連結会計年度の売上高は前期比0.1%増(23,171百万円)となりました。しかしながら、前述のコストアップによって営業利益は前期比77.2%減(246百万円)、経常利益は前期比72.8%減(290百万円)と、大幅な減益となりました。
Topics
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- 巣ごもり需要の一服と市場在庫調整によるPETの出荷減
- コストアップによる価格是正も100%には及ばず
- 環境素材開発と展示会出展などのPR活動に注力
- 自動車向け製品の下振れ
- コスト削減活動の推進とコストアップの転嫁対応