<品質管理>
石川さん
プロダクト事業部 品質管理部
関東品質管理課
2008年入社
自らをインドア派と分析。幼い頃から水生生物が好きで、今も多数の魚を自宅で飼育している。「部屋に何本かの水槽があるので、休日はもっぱら水替えをしています」と話す。
身近な人からの紹介があり、RP東プラの存在を知りました。ホームページ等でじっくり調べてみたところ、プラスチックのさまざまな成形(シートの押出成形、射出成形、真空成形)を行っていることに興味を引かれました。また取引先も幅広い業界にわたっていたため、さまざまな分野の仕事に携われると思って志望しました。
製品が量産工程に入る前の準備と、量産に入った後の品質管理が私の主な仕事です。量産前の準備では製品仕様を生産現場に伝える書類や、作業の順番やポイントなどを記入した手順書の作成を行います。また、そうした準備が滞りなくできているかをお客さまに確認していただく「お客さま監査」を受ける際の対応にも当たります。量産に入ってからは、製品がお客さまの規格を満たしているかどうかの測定や検査を実施しています。
新規に立ち上げる製品では、量産の準備段階で求められる仕様に沿わないなどのトラブルが発生しやすいものです。そうした製品を品質管理の目線のもとに一つひとつ問題を解決していき、量産に入った後に安定して生産されている様子を見たときは「頑張った甲斐があったな」と感じます。
RP東プラの工場では生産対応が難しかった新規製品を協力工場(外注生産)で立ち上げた際、社内での進め方と異なる部分が多々あり、とても苦労したことがあります。私は3年間ほど、協力工場の現場に詰めて仕事をする日々を過ごしました。協力工場のエンジニアをはじめいろいろな方と協力し合い、結果的に無事、準備を整えて量産に入れたことが印象深いですね。
技術部門や生産部門とさらに密に連携して、製造準備段階での不具合の抽出と潰し込みを行い、不具合品ができない、仮にできたとしても後の工程に流れない仕組みを作っていきたいと考えています。そして、不具合品の流出ゼロの工程を実現したいと思っています。
メーカーで働く上で、コミュニケーション能力は非常に重要です。仕事は自分一人でできるものではなく、社内の他の部署の人々、社外の協力工場の方々との調整や協力が必要となることがたくさんあります。また、お客さまと直接ふれる機会も多いので、最終的には人と人との関係がものを言います。皆さんもできる限り、出会う人や関わる人たちとお互いに協力し合う姿勢を磨いていただくとよいように思います。
Schedule
ある1日のスケジュール
Column
RP東プラはこんな会社
自分で考えて判断し、行動する場面が多いのがRP東プラの職場です。先輩社員や上司は手取り足取り指導してくれる訳ではありませんが、自ら積極的に仕事に取り組めば、誰もがしっかりと協力してくれます。