<海外営業>
赤石さん
TOPLA VIETNAM CO.,LTD.
セールス&マーケティング アシスタントジェネラルマネージャー
2007年入社
入社して10年間、家電やアミューズメント分野のお客さまを相手に営業マンとして活躍。11年目に入ってすぐ、ベトナム勤務の辞令を受けた。趣味は幼い頃から続けているピアノとサッカー。最近はベトナム語の勉強にも熱を入れている。
就職活動時に特別なビジョンを持っていなかった私は、学内セミナーで最初に出会ったRP東プラにアプローチしてみました。よく調べていくうちに、決まった分野に特化せずプラスチックでさまざまの業界の仕事をしていることを知り、体質の強い会社であると考えて入社を決めました。
現在、当社のベトナム工場に勤務しています。私の職種は営業になりますが現地には日本人が二人しかいないため、生産管理から購買、品質管理まで幅広い業務にわたってローカルスタッフを監督する役割も担っています。営業として力を入れて取り組んでいるのは、ベトナム国内へのプラスチックトレーの拡販。ベトナムにおける同製品の市場はすでに先駆者利益が確保できない価格競争の中にあり、日系企業向けのビジネスだけでは今後厳しくなる一方の状況です。ゆえに5年から10年先を見据えて、ローカルなお客さま相手のビジネス展開を考えている最中です。
ベトナムでは日本語はもちろん英語もほとんど話せないスタッフが多く、コミュニケーションをとるのが大変です。仕事を進める上でまず意思疎通に苦労するのですが、自分自身が体を動かしてスタッフと同じスタンスに立てば、伝えたい気持ちが相手に通じます。相手も必死でわかろうとしてくれるので、3カ月ほど経つと仕事に必要な大体のコミュニケーションが可能になります。そうした日本では経験できないやり取りが面白いところです。
海外に出る前、入社3年目の頃の話ですが、アミューズメント機器を製造する仕事を受注したとき、社内の人手が足りずに営業だけでなく技術や品質の管理、生産管理、外注先管理など一連の業務をすべて自分で進めないといけない状況になったことがあります。これをやり遂げた際に周囲から「急に成長したな」と言われたのが印象的です。そのときの頑張りが今のベトナムでの業務にも活かせているような気がしています。
今考えている2つの目標があります。1つは英語やベトナム語など自分の語学力を向上すること。2つ目はベトナム国内での製品拡販にチャレンジすること。後者はローカルビジネスの積み重ねが鍵になりますが、韓国系や台湾系、ベトナム系の企業の競争力が非常に強く、値段の高い当社のような日系企業が入り込むのはなかなか難しいところです。とはいえ当社が長年培ってきた信頼性を武器に、何とか市場に入り込んでいきたいと思っています。
自分自身が特に明確なビジョンを持って就職活動をしたわけではないため大きなことは言えませんけど、大事なのはどの企業に勤めるかではなく、自分がそこで何をするか(できるか)を考えることだと思います。ブランドにこだわらず、自分の価値判断基準をしっかり決めて企業選びをすべきと考えます。
Schedule
ある1日のスケジュール
Column
RP東プラはこんな会社
当社はよくも悪くも自由な会社なので、自分のペースでやりたいことがやれます。ただし自分なりに業務に対するビジョンや責任感がないと、なんとなく仕事をして終りになってしまうので注意は必要です。